22年2/28~3/4 相場振り返りと来週の動向

Weekly

22年2/28~3/4の一週間の振り返りです。まずは指数(SPY、ダウ、NASDAQ、Russell2000)です。

指数(SPY、ダウ、NASDAQ、Russel2000)

青色:SPY -1.3%
水色:ダウ -1.3%
紫色:NAS -2.8%
ピンク:Russel2000 -1.9%
※出来高はSPY

今週は雇用統計がありましたが、雇用統計発表後に株価は一段と下がっています。ロシアとウクライナの戦争はまだ長引きそうです。

10年債利回り

10年債利回りは1.85%から1.7%近くまで下がっています。10年債利回りと2年債利回りに差がなくなってきました。

SP500 Weekly MAP

SP500はエネルギー系がのび、テックや金融関係が下がっております。ロシアをSWIFT(銀行間取引)から排除しようとする経済制裁があるため、金融系が下がるのは納得できます。

エネルギー系は今後ロシアの石油、天然ガスの輸出に対しても各国が不買運動を進めるとなった段階で、供給量が減るため原油はより上がっていきそうです。来週もまだまだロシア-ウクライナ情勢に注目ですね。

ビットコイン

ビットコインは44000ドルから40000ドルまで10%ほど下がっています。一時期ロシアのルーブルからビットコインに逃げているという話で上がっていましたが、おちついたかんじですかね?

先週のイベント[2/28~3/4]

  • 3/1(火) 製造業PMI 57.3(予想-)
    ISM製造業景気指数 58.6(予想58.0)
  • 3/2(水) ADP雇用者数 前月比 47.5万人(予想31.0万人)
  • 3/4(木) ISM非製造業景気指数 56.5(予想60.9)
  • 3/4(金)非農業部門雇用者数(NFP)前月比 67.8(予想40万人)
    失業率 3.8%(予想3.9%)

雇用統計は雇用者数は予想を超え、失業率は予想を下回りました。時給の伸びが止まったのがハイライトかなと思います。インフレスパイラルに一度停止ボタンが押されたので、このまま時給があがらないことを祈るばかりです。3月中にあるFOMCでは0.5pointではなく0.25pointの利上げになりそうです。

来週の予定[3/7~3/11]

  • 3/8(火) 貿易収支 -872億ドル
  • 3/10(木) 消費者物価指数(CPI) 前年比 7.9%
  • 3/11(金) ミシガン大学消費者信頼感指数(予想62.8)

来週はCPIの発表です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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