ビットコインに投資しない理由
どうもきくです。私は現在、ビットコインを持っていません。でも仮想通貨関連銘柄であるMarathon Patent Group Inc($MARA)と、Ebang International Holdings Inc($EBON)を持っています。
ビットコインを持っていない理由は、日本の税制上、利益に対する税金が多くなるからです。
株式の売買益の場合は約20%税金をとられます。
ビットコインの売買益は、雑所得として扱われ、サラリーマンの年収に利益がたされ、そこから住民税 約10%+所得税(下記表をご参考ください)が税金としてかかります。
日本は累進課税のため、ほかの収入源がある人はビットコイン投資をうまくやらないと税金をたっぷり払うことになります。
その反面、長期でビットコインを所有して老後に年金のように取り崩すことや、休職中に売ることで株式にかかる税率20%よりも低く(住民税約10%+所得税5%など)することもできます。
私の場合はまだ働き続けたいので、ビットコインを購入するとしても少額になるかな。
マイニング銘柄のメリット
ビットコインに直接投資するのではなく、マイニング会社やビットコイン保有会社に投資することで間接的にビットコインに投資することもできます。
マイニングとは、「ビットコインの取引を第三者が承認をし、報酬としてビットコインを入手すること」です。この生業を専門として稼ぐ企業をマイニング企業といいます。
マイニング企業に投資することのメリットは2点あります。
- 売買益にかかる税率の減少
- ビットコインにレバレッジをかけられる
▼売買益にかかる税率の減少
ビットコインの売買益は雑所得として扱われるため、今の日本の税制上は不利です。マイニング銘柄などの株であれば約20%ですみます。
▼ビットコインへのレバレッジ
2点目のレバレッジをかけられることについて、解説します。
マイニングにかかる費用を一定とした場合、会社のコストが一定になります。
ビットコインの値が上がった場合、その上がった分はそのままマイニング企業の利益になります(費用が一定のため)。
たとえば原価400万円(コスト)のものを500万円で売ったとします。利益は100万円です。
売値が600万円になった場合、利益が200万円になります。
売値が500万⇒600万の20%あがったことに対して、
利益は100万⇒200万と100%増えております。
(レバレッジ5倍)
マイニング企業は報酬としてビットコインをうけとっており、先ほど説明した売値がビットコインの値動きです。つまり売値=マイニング報酬ということ。
ビットコインが20%あがる間に、マイニング企業の利益は100%増えております。
逆に下がった場合は、そのまま利益が下がるので諸刃の剣です。
これはある種デメリットでもあります。
実際は、マイニング企業がどれだけのコストをかけているのかも不透明のため、今は期待からマイニング企業への投資が続いております。
ビットコインの値動き
ここでビットコインの値動きを見ていきます。
グラフは4時間足の2月中(~2/20)の値動きを表しております。2月は約330万円から580万円まで見事な右肩あがりの上昇です。約75%の上昇です。
仮想通貨関連の2月の動き
ここで仮想通貨関連銘柄を見ていきます。以下の企業のチャートを見ます。
- RIOT マイニング企業
MARA マイニング企業 - EBON マイニング機器メーカ
CAN マイニング機器メーカ
2月中に一番のびたのがCAN(紫)です。なんと280%伸び3週間でほぼ4バーガー達成です。
次がRIOT(水色)です。202%。RIOTにはアメリカ政府の年金運用機関も投資しております。
つづいてEBON(ピンク)。120%。ここはまだほかの企業に比べ、時価総額が$1.5Bです。これからの伸びを期待し投資しました。
最後がMARA(青色)。ほかの企業があまりに伸びすぎてMARAがかすんで見えます。それでも97%伸び。3週間で2バーガーは十分な伸びです。
実際2月頭からこれらの銘柄に投資していた人は少ないでしょう。投資において「頭と尻尾はくれてやれ」という格言があるように、このグラフを見たとき「あのとき投資していれば」という思いがよぎりますが、気にしないようにしたいです。
このグラフ自体がまだしっぽの可能性もありますので。
2月中だけで見れば、ビットコインが75%あがっている間に、より株価が伸びていることからレバレッジが利いているといっても差し支えないでしょう。
ちなみに私はMARAとEBONに投資しておりますが、投資したのがごく最近のため利益はあまり出ておりません。
まとめ
日本の税制上、収入のある人はビットコインの投資は不利になります。代替案として、マイニング銘柄にポートフォリオの一部を投資することは選択肢として悪くないと思いました。
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