Marathon Digital Holdings 2021年Q1決算[MARA]

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どうも、きく(@Kiku_Home)です!

Marathon Digital Holdings(以下MARA)社が21年Q1の決算を出していたのでまとめておきます。先にMARAがどんな会社か会社概要だけ記載します。

Marathon Digital Holdings, Inc.は、米国のブロックチェーン・エコシステムとデジタル資産の生成に焦点を当てて、暗号通貨を採掘するデジタル資産技術会社として運営されています。同社は以前、Marathon Patent Group, Inc.として知られていましたが、2021年2月にMarathon Digital Holdings, Inc.に社名を変更しました。Marathon Digital Holdings, Inc.は2010年に設立され、ネバダ州ラスベガスに本社を置いています。

https://finance.yahoo.com/quote/MARA/profile?p=MARA

いわゆるビットコインのマイニング企業です。

業績

売上 $9.2M (YoY +1454%)

EPS $0.87(ビットコインによる未実現益を含めて)

売上はYoYで15倍の$9.2Mでした。売り上げが15倍になっております。すさまじい伸びです。EPSも黒字になっております。

2021年1月にMARAは公募をしお金を集め、ビットコインを5000枚ほど買っていました。現在ビットコインの価格は約600万円のため含み益も合算してEPSを計算しております。単純計算300万の含み益のビットコインを5000枚保有していたら、$150Mの含み益です。

テスラがビットコインの売買益で290億円の利益を稼いだのと似ております。資本主義では車を売って稼ぐよりも、金で金を作ったほうが稼ぎやすいのでしょうか?

話がそれました。MARAが公募してビットコインを買った戦略は今までのビットコインの値動きからは正解だったなと思います。ちなみにビットコインの保有企業について参考になるツイートがありましたのでのせておきます。

気になるTOPIC

21年Q1に192枚のBTCをマイニング(ハッシュレート 0.71EH/s)

5/6までにさらに194枚のBTCをマイニング(ハッシュレート 1.46EH/s)

2022年頭にはハッシュレート10.37EH/s

米国財務省外国資産管理局(OFAC)に準拠した北米初のビットコインマイナー

21年Q1の3か月に192枚マイニングしました。その結果売上が$9.2Mを計上しております。21年Q2はすでに194枚マイニングしているようでBTCの暴落がない限りは$9.2Mを超えることは確実です。

ハッシュレートはビットコインをマイニングする際に使われるGPUの計算速度を表します。この計算速度が速いほど他社よりも早く計算できるためビットコインを入手しやすくなります。MARAのマイニング量を見ているとハッシュレートとマイニング量が比例関係と推測されます。ハッシュレートとマイニング量については私自身もう少し勉強が必要です。

2022年頭にはハッシュレートが10.37EH/sまで伸びる予定です。0.71EH/sの約15倍のためハッシュレートとマイニング量が比例関係であれば3か月で約2800枚を掘り起こす計算です。1枚のビットコインが1000万円まで到達すれば280億円、年間で1120億円分の売上が見込めます。MARAの場合は単純計算で売上が見込めるため、株価が未来を織り込みやすいかもしれません。

ここでMARAが見込んでいる将来利益のスライドを抜粋します。

MARA Presentation

マイニング企業の素晴らしいところは、マイニングコストが電気代と機器代くらいのもので固定費が小さく、ビットコインの値上がり益をそのまま利益として残ることです。粗利が非常に大きいです。ビジネスモデルに関する記事も書きましたのでよければご覧ください。


そのほか気になるTOPICとして、アメリカ 米国財務省外国資産管理局(OFAC)に認められたことです。組織に認められたことで機関投資家が入りやすくなったと思います。実際に直近の機関投資家の動きを見ていきます。

Market Beat

直近1週間で機関投資家が爆買いしております。BlackRockが$76M、Geode Capital Managementが$35Mと入ってきております。これだけ機関投資家が入ってきているということはいずれ上がるときが来ると思っております。

まとめ

21年Q1で192枚、Q2の途中までで194枚とマイニング力を伸ばしている会社かなと思います。21年Q1のトピックとして一番大きかったのが米国財務省外国資産管理局(OFAC)に認められたことです。結果として、機関投資家が入りやすくなりました。お金が集まりやすくなったので公募してビットコインを買ってもいいし、マイニング機器に投資もできるはずです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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