どうも、きく(@Kiku_Home)です!
最近読んで面白かった本に「国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源」という本があります。
今回はその本を読んで感じたことを書いていきます。
この本は、過去の国の成り立ちから、繁栄した国、貧困になった国の共通点をあぶりだし解説しております。趣旨としては、「収奪的な制度を採用している国は貧しくなり、包括的な(排他的ではない)制度を導入する国はどんどん豊かになる」ということです。
ここでいう収奪的な制度というのは奴隷制や中央集権でトップ層が権力をもち、富を庶民から吸い上げている状態を示します。
一方で包括的な制度というのは、自由な市場経済で自由な言論が保証されている状態です。
破壊的イノベーションの重要性
豊かな国というのは持続的な成長ができる仕組みができています。その持続的な成長には”破壊的イノベーション”がかかせません。では破壊的イノベーションはどのようにして起こるのでしょうか。
それは、個人がインセンティブを享受できる制度が整っていることです。インセンティブがあるからこそ、発明や改良がおき、より生活が豊かになるわけですね。
破壊的イノベーションに注目したARK ETFは素晴らしいですね。とくにアメリカという国はアメリカンドリームという言葉があるように、個人へのインセンティブが整っていると思います。
システムの重要性
また制度の重要性としては北朝鮮と韓国という国を見るとわかりやすいです。今は二つの国に分かれていますが、70年前は同じ民族で同じ文化をもった国でした。一方が民主主義を導入し、他方が共産主義を導入しただけでこんなにも差が出てしまいました。
写真は夜の衛星写真ですが、韓国は光ってるのに北朝鮮はまったく栄えていません。同じ民族であるのにもかかわらず導入する制度がことなるだけでこんなにも差が出てきてしまう。システムというのはちょっとの差が時間がたつと大きな差となって表れてちゃうわけです。
まさにバタフライエフェクトですね。
今回は国という観点から話してみましたが、企業でも同じだと思います。なので、伸び続ける企業というのは、いい制度や儲けるシステム、仕組みが導入されているはずです。だから投資でも同じ観点から会社を見ていきたいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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