どうも、きく(@Kiku_Home)です!
Skillzの21年Q3決算が発表されたので見ていきます。まず参考にした日本語訳のサイトがあるので載せます。
いつも日本語訳をありがとうございます。
SKLZ 決算
Skillzの決算は売上もEPSもミスした決算となってしまいました。
ちょっと中身を見ていきます。
まず売り上げ(Revenue)と支払いユーザー数(Paying MAU)です。
売り上げはQ2の89Mから102Mまで伸びてます。YoYでは70%の増加です。堅調です。
Paying MAUは前回の決算で減少したのですがQ3ではプラスに転じています。すごく安心しました。しっかりゲームユーザが増えています。
シューティングゲーム Big Buck Hunter Marksmanのサービス開始
こちらが Big Buck Hunter Marksman です。実際に見てみると地味です。ただ動物を銃で撃ってハンティングするゲームです。2000年にリリースされたゲームですからものすごくシンプルです。でもはまるとずっとやっちゃいそうな頼もしさも感じますね!
Aarki社の買収
SKLZはAarki社を買収したのですが、今回の決算にはまだ合併したことによる影響は決算に反映されていないようです。まだまだPaying MAUの増加は増えていく余力を感じます。
Araki社はマーケティングプラットフォーム会社ですが、Aarki社とのシナジーを出せるのにはあと数か月かかる見込みです。
そのほかハイライトを見ていきます。
「Trivia Crack」の導入を発表
Trivia Crackはユーザ同士でクイズの対決ができるモバイルゲームです。このゲームのすごいところはユーザ数が全世界に4000万人いることです。今のSKLZのPaying MAU数が50万人なので単純計算80倍の市場があるということです。もちろん全員がお金をかけて戦うことをするわけではないですが、まだまだ伸びしろがあることを再確認できます。
元Amazon役員のVatsal Bhardwaj氏をヘッドハンティング
頼もしい方に来ていただいたなと思います。これから手腕を決算ごとに見ていきます。
“Best Workplaces for Innovators”50にランクイン
実際にホームページを見に行ってみました。しっかり37位にランクインです。従業員が働きやすい会社は成果も出やすいと思ってるので、長期的に業績がアップし続けてくれればいいですね。
Big Buck Hunter World Championshipsの開催
先ほどのシューティングゲームの世界大会です。eSportsの可能性を垣間見た感じです。表彰されている人もZoomかなんかでVideo通話で参加してますね(笑)
まとめ
SKILLZ社は決算をミスしたわけですが、いろいろ伸びしろを感じさせるカンファレンスコールだったと思いました。引き続きホールドしていきます。
トピックとしてはシューティングゲームBig Buck Hunter Marksmanを導入し支払いユーザ数(Paying MAU)が堅調に伸びていること。SKLZにとってのキーファクターは”どれだけ面白いゲームを引っ張てこれるか”ということです。
その点4000万人以上のユーザがいる”Trivia Crack”といいうゲームを導入できるのは直近で一番楽しみなことです。
今回の決算で面白いと思ったのが、まだ非同期のゲームしかSkillzプラットフォームにない点です。同期されたオンラインゲームも5Gが導入されれば、よりおもしろいゲームが展開できるので今後に期待したいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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