バイデン政権 富裕層にキャピタルゲイン増税へ

投資

どうも、きくです!
バイデン政権がキャピタルゲイン税を増税することをほのめかしました。(決定はされておりません。)
所得が100万ドルを超える富裕層にキャピタルゲイン税39.6%と、現在の約2倍の税率になるようです。



アメリカでは1年以上保有した株のキャピタルゲイン税は資産の少ない人だと0%になります。このような長期キャピタルゲイン税も税率を上げるかもしれません。(20年12月ごろに発表では上げるニュアンスが含まれていた。)

◆バイデン次期大統領は、富裕層に対する課税と労働者への再分配の強化を政策として掲げている。具体的には、連邦所得税の最高税率をトランプ減税前に戻した(37%⇒39.6%への引上げ)上で、年100万ドル以上の所得がある者の長期キャピタルゲイン(保有期間1年超)に対しても最高税率(39.6%)を適用するとしている。もしこれがそのまま実現されれば、米国の長期キャピタルゲインに対する最高税率としては、1921年以来、約100年ぶりの高水準となる。

https://www.dir.co.jp/report/research/economics/usa/20201224_021982.html

対象としている富裕層が所得100万ドル以上なら問題ないじゃんと思いました。もう富裕層はこれ以上お金儲けてもしょうがないじゃんと。

でも対象の富裕層が一番金融資産を持っているんですよね!

この人たちがキャピタルゲイン税の引き上げの前に利益を確定させれば、株価はだだ下がりでしょう。対策として、これから買う株から増税の対象など制限はかけそうです。

長期で見た場合はファンドの利益が下がるため、アクティブファンドではなくインデックスファンドによりお金が集まりそうです。ほかにも金融市場に流れ込むお金が減り、公募増資がしづらくなりそうです。増資ができなければ新しい事業に投資できないため、ベンチャー企業は苦しい立場になります。既存の会社がますます繁栄するような気がしております。

まあキャピタルゲイン税の増税が実現すればの話なので、まずは法案が通るかどうかを確認したいと思います。

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