株式の成り立ち!なぜ創業者にお金持ちが多いのか?

投資

そもそも株式って何?

株式とは、資金を出資してもらった人に対する証券のことです。証券と聞くと、わかりづらいですが、いわゆる手形です。友達に10000円貸したときに証明書があれば安心ですよね?その証明書が株式となります。この株式を売買できるようにしたのが、株式市場です。

この株式ですが価値が0円になった場合、お金は帰ってきません。いわゆる借金の踏み倒しにあったことになります。株式を恐れる理由の一つかと思います。元本が保証されないわけです。

ただ、公開株(証券会社を通じてだれでも買える株)であれば一般的に株価が0になることは稀です。公開株と上場の関係性についても記載します。


話を戻しますと、株式は資金を出資したという証明書です。この証明書があれば、会社が生み出した利益のおすそ分け(配当)を得られます。
また株式を持っている人を株主と呼びます。株主は、企業に出資した人になるため会社からは丁重に扱われます。

株式をどのように手に入れるか。

株式を手に入れる方法は大きく2種類あります。

  • ①各証券会社を通じて株式市場で購入する。
  • ②会社の創業メンバーとして、資本金を投入する。



一般の方が株式を入手する手法が①の株式市場で購入することです。最近話題のロビンフットというアプリでは手数料0かつ、スマートフォンで株式を購入できてしまいます。「ロビンフット」という人物は富を大富豪から庶民へ還元しようと活動された方です。今までお金持ちが牛耳っていた株式市場に大衆を導くという観点では、これからロビンフッターの中から大富豪が生まれてきそうですね(笑)

話を戻します。②の創業メンバーとして資本金を投入することでも株式を得ることができます。これが本来の手に入れる手法で、創業時に資本金としてお金を出した証書として、株式が発行されます。

企業が次なる事業に投資をする際に、新たに株式を発行することがあります。いわゆる増資です。発行された株式を銀行や投資家が買うことで企業がお金を集めることができます。

未公開株と上場の関係性

先ほど紹介した株式を得る手法について補足します。

①各証券会社を通じて株式市場で購入する。

各証券会社を通して、購入できる株式会社は決まっております。自由に売買をすることができるわけですから、それなりに信用のある企業でなければいけません。

自由に売買できる株式を上場株式、市場に売り出されていない株式を未公開株といいます。


自由に売買できる市場に株式を登録するのが上場(IPO)です。IPOでは、需要が一般人にも広がるため、未公開株時よりも株式の価格(株価)が格段に上がります。日本では、東京証券取引所が上場の承認するかどうかを決めます。




お金持ちはこうして誕生する

先ほど、IPO時に株式の値段(株価)は大きく上昇すると書きました。資本金を投入した時に得た株式の価格が上昇するため、創業メンバーは今までの苦労を報酬として、手に入れることが出来るわけです。その単位たるや億円単位です。世界の富豪たちを見てもわかります。

先日、個人長者番付において、Amazon創業者ジェフベゾスを抜き、Tesla創業者のイーロンマスクが1位になりました。Teslaの時価総額は、約80兆円。そのうちの20%をイーロンマスクが持っているためそれだけで約16兆円を持っていることになります。

これが上場でお金持ちが生まれる仕組みです。

まとめ

  • 株式は、資本金を投資した証明書のことである。
  • 株式が上場することで、創業メンバーは莫大な富を得る。
  • 一般人が購入できるのは、株式上場された株式だけ。

IPOはやはり夢がありますね。まあそれまで大変な経験を積まなければならない修羅の道ともいえます。上場された後もAmazonの株価なんか見るとすごい上昇しているわけで、株式市場だけでも十分に恩恵を受けられると思います。

まだまだ投資については勉強していきます。

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