IRR(内部収益率)を株式投資で考える!

投資

どうも、きく(@Kiku_Home)です!

個人投資家は「限られた資金をどこに投資すれば、一番高いリターンが得られるか」ということを考えなければなりません。
よく不動産で使用される内部収益率IRRを株式投資にあてはめて考えてみます。

IRRはInternal rate of returnの略ですが、将来価値を計算するための割引率rをすべての損益から計算したものになります。

たとえば、100万円を投資して1年後120万円になった場合はIRRは20%になります。また100万円を投資して2年後に120万円になった場合、IRRは9.5%となります。

つまり、IRRはその投資の年率リターンを示します。大きければ大きいほどよい指標になります。

このIRRを使用するメリットとしては、時間の概念も考慮に入っている点です。短期投資で1か月で10%のリターンを得れた場合はIRRが213%となりとんでもない投資リターンを叩き出せます。

ではIRRを大きくするにはどうすればいいでしょうか?
おおきく3点あります。

  1. 安く買って高く売る
  2. 投資期間を短くする
  3. 借入を用いる

「安く買って高く売る」というのは当たり前っちゃ当たり前ですが、リターンを大きくするうえで重要です。

2点目は投資期間を短くすることです。1年で5%のリターンを出すより3か月で5%のリターンを出すほうがIRRはよくなります。

3点目が借入をつかってレバレッジをかけることです。100万円を1年後120万円にした場合のIRRは20%でした。ここで40万円の自己資金と60万円の借り入れをした100万円を投資した場合、自己資金40万円に対して、利益は20万円です。つまりIRRは50%と跳ね上がります。
※今回借入の利息などは考慮に入れておりません。

このようにIRRは資金を効率よく運用できているかがわかる尺度となります。今はプラスの面だけ見てしまいましたが、例えば1か月でー5%の損益を出した場合はIRRはー46%となります。マイナスにふれることだけは避けたいですね。

あらためてバフェットの格言「ルール1損をしない。ルール2 ルール1を忘れない」という言葉が身に沁みました。

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