どうも、きく(@Kiku_Home)です!
6/28(月)からRussell3000の組み入れ銘柄が変更されます。今回はRussell3000と組み入れ銘柄について調べてみます。下記はUSさんのRussell3000に関するツイートです。
Russell3000とは
そもそもRussell3000の定義はどんなものでしょうか。
米国企業の株式のうち、時価総額上位3000銘柄からなる時価総額加重平均型(浮動株調整後)の指数(配当込み)で、1986年12月31日を基準日とし、その日の基準値を140.00として算出されます。また、銘柄については、米国の株式市場の時価総額の98%を占め、大型株のラッセル1000指数と小型株のラッセル2000指数の採用銘柄を全て含みます。
iFinance
https://www.ifinance.ne.jp/glossary/index/ind115.html
Russell3000は米国株の時価総額上位3000社の加重平均になります。そしてラッセル3000だけで米国企業の時価総額の98%を占めます。圧倒的な量ですね。
Russell3000のなかでも上位1000社をRussel1000(大型株)と1001~3000位を集めたRussell2000(中小型株)に分かれるそうです。
ここで小型株のRussell2000について深堀していきます。
Russell2000の詳細
Russll2000を指標とするETF “iシェアーズ ラッセル 2000 ETF”を調べていきます。
構成銘柄上位10位
個人投資家が大好きな銘柄であるGME、AMC、PLUG、NVAXなどが上がっております。ただ2000銘柄が分散されているためか、保有比率は1%以下になります。上位銘柄が急に倒産しても1%も下落しないので非常に分散された指数と考えられます。
資産構成
資産構成はヘルスケア、金融、そして資本財に続いていきます。情報技術がほかの指数(SP500やNASDAQ)などに比べると低いため、NASDAQのヘッジとしてもつかわれます。
2021年6月の組み入れ銘柄について
https://content.ftserussell.com/sites/default/files/russell_3000_index_additions_-_2021.pdf
今年の組み入れ銘柄を見ると、昨年SPACを含めて上場した時価総額$500M以上の銘柄がRussell2000に組み込まれたんだと考えられます。
Russell3000に組み込まれることによる影響はわかりません。
ただ、先ほど調べたRussle2000のETFの純資産が$70Bであったため、単純計算として2000社に均等配分されると0.05%をかけて$35M分の株式を買わなければなりません。
よって組み入れ銘柄は一時的に出来高は上がるかと推測されます。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
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