Skillz社 Gaming Platform企業について調べてみた[SKLZ]

個別株

どうも、きくです!
ずっと気になっていたSkillz社をこの度調べて見ました。

SKillz社の規模について

時価総額が4/18時点で約6Bです。
チャートを見ると最高値$46.30からだいぶ落ちてきて現在約$15でした。

Market Watch

SPACで上場した銘柄なので、$10付近が長々と続いておりましたが、2月に最高値$46まで上昇しました。
その後、3/23にInsiderの売りが$23であり、下降トレンドが続いております。ちょっとどこまで下がるか読めませんね。

売上高は、2020年で$230Mです。
PSRは26倍。マージンが驚異の95%のため、売り上げのほとんどが利益になります。
まだ成長中の段階のため赤字です。利益は、広告営業など拡販活動に使用されております。

2018年からの売り上げ成長率CAGRは65%と伸びており、2019年⇒2020年のYoYでは、92%の成長です。

この成長率があれば株価が割高に見えるのも納得がいきます。
1年間で100%成長すればPSRは半分になるので。

Skillz社 2020 Annual Report



Skillzのビジネスモデル

Skillz社はGaming Pratformを提供しております。具体的には、ゲームの開発者がゲームを開発し、ゲームをやりたい人が参加費用を払って対戦する場を提供しております。

Skillz社 2020 Annual Report

上記がわかりやすい図です。ゲーマーが参加費として$0.6をそれぞれ払います。集まった$1.2のうち、85.4%は ①ゲーム開発者の収入 と ②ゲーム参加者の勝者の賞金 となり、残りの14.6%の$0.18が ③Skillzの収入 となります。この$0.18が売り上げとして加算されます。
①、②、③の三者がWin-Winの関係になるので、継続的なビジネスが可能と思っております。

ゲームの開発者にも収入が入るので、おもしろいゲームを開発するモチベーションになりそうです。
今は14.6%のトランザクションですが、20%まで上げることができれば、売り上げは36%伸びます。

Skillz社はプラットフォームを提供している元締めなので、ユーザーが減らない限り、売り上げは上昇していきます。
すべてオンライン空間なのでスケーリング(拡大)が可能で、アクティブユーザーが増えるほど、Skillz社の売り上げは伸びていきます。
今現在は、売り上げの大部分は北米地域のみのため、海外展開に期待です。


直近のユーザーの伸びを確認します。

有料アクティブユーザの数
ゲームを使用したユーザーの数

左側が有料アクティブユーザ(約40万人)、右側がゲーム使用者(240万人)です。
お金を払ったことがあるユーザは順調に伸びております。ゲームを使用したユーザが2020Q4で伸び悩んでいるところは気になるところです。
右側のユーザ数が伸びない限りは、有料アクティブユーザが増えづらいので。。。

また右側の無料ユーザーに対してはいずれ広告をつけて、Skillzの収入の多角化もはかれるので、無料ユーザーを増やす試みもしてほしいと個人的には思いました。

まとめ

すごく魅力的なビジネスモデルだと思いました。アプリゲームは1対1の単純なゲームがほとんどのため、これからゲーム開発者に頑張ってほしいところです。

アメリカンフットボールで有名なNFLもSkillzに投資をしているので、チーム戦でのゲームが出てくればユーザ数は増えそうです。
ユーザが増えれば増えるほど、Skillzの売り上げは上がるビジネスモデルなので、ゲーム開発者に期待しております。
特にゲームは爆発力があります。「パズドラ」しかり、「ウマ娘」しかり、一本のあたりがでればユーザ数は劇的に伸びます。

ほかにも伸び要因として海外展開があります。アジアやアフリカまでしっかり伸ばすことができれば、ユーザー数が何倍にも増えます。

リスクとしてはギャンブルだと思われて法的に、海外展開を防がれることかと思います。SPAC上場で潤沢な資金はあるので、海外展開を成功させてほしいですね!

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