21年12/13~12/17の一週間の振り返りです。まずは指数(SPY、ダウ、NASDAQ、Russell2000)です。
指数(SPY、ダウ、NASDAQ、Russel2000)
青色:SPY -2.3%
水色:ダウ -1.7%
紫色:NAS -3.0%
ピンク:Russel2000 -1.7%
※出来高はSPY
今週はFOMCがありテーパリングの加速が発表されました。2022年6月までに国債などの購入をやめるところを、2022年3月までに購入をやめるように予定が変更されました。かなりの前倒しです。
結果として今週の指数は全面安です。来週以降タックスロスセリングの売りがおわって、上昇相場に入ってほしいなと思っています。
10年債利回り
10年債利回りは1.4%前後と変わらずです。
SP500 Weekly MAP
SP500はテック系が下げて、ヘルスケアセクターが上がっております。
ビットコイン
ビットコインもヨコヨコです。
先週のイベント[12/13~12/17]
- 12/15(水) 小売り売上高 前月比 0.3%(予想0.8%)
FRB政策金利発表 - 12/16(木) 製造業PMI 57.8 (予想58.5)
コンポジットPMI 56.9(予想-)
サービス業PMI 57.5 (予想58.8)
先週はFOMCがありました。テーパリングは加速される見込みです。もう織り込み済みかもしれませんが、パウエル議長はインフレを懸念し先手を打ち続けてますね。これも来年2022年には大統領の中間選挙があるのでそれまでになんとかインフレを抑えたいバイデン陣営の思惑が裏にはありそうです。
来週の予定[12/20~12/24]
- 12/21(火) 経常収支(予想-2054憶ドル)
- 12/22(水) 実質GDP(予想2.1%)
- 12/23(木) 中古住宅販売件数(予想652万件)
コンファレンスボード消費者信頼感指数(予想110.6) - 12/24(金) 新築住宅販売件数 (予想76.9万件)
来週は各種指数の発表です。年末までとくに大きなイベントはなさそうです。
おまけ
おまけでは参考になったツイートをのせております。
Short Interest(空売り比率)について
よく%で示されるShort Interestに関する解説。たまに日数で書かれていることもあり、ショートカバー日数であることは初めて知れた。
消費者金融保護局のBNPL企業への調査
調査と聞くと悪い印象だが、BNPL自体のメリット、デメリットを洗いざらい調べるようです。まあBNPLは悪く言えば借金してものを買うので債券市場が急速に拡大してしまう面があります。この債券市場があまりに大きくなりすぎてはじけたのがリーマンショックです。なので消費者を守る意味でも保護局にはいずれ入ってもらわないと困るわけです。
インフレは一過性か?
上記ツイートのURL先の武者リサーチに、インフレは一過性かどうかに関する考察がある。「物価上昇」⇒「賃金上昇」⇒「物価上昇」と続けば持続的なインフレになるが、実際は「物価上昇」⇒「賃金上昇は一部のセクターのみ」ということでインフレは一過性の可能性が高いとのこと。
下記ツイートは武者リサーチの要約ツイート。こちらを読んでからレポートを読むとよりわかりやすいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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