21年9/20~9/24の一週間の振り返りです。まずは指数(SPY、ダウ、NASDAQ、Russell2000)です。
指数(SPY、ダウ、NASDAQ、Russel2000)
青色:SPY +0.6%
水色:ダウ +0.6%
紫色:NAS ̟+0%
ピンク:Russel2000 +0.6%
※出来高はSPY
指数はNAS以外は+で引けてます。今週は9/21(火)にFOMCがありました。FOMC後に買い向かった感じですね。週の前半は中国 恒大のデフォルトのニュースが流れて一時3%ほど下がりましたがパウエル議長が 恒大 は一時的な問題と判断し市場は回復に向かっております。
10年債利回り
10年債利回りはずんずんと上がっており1.453%です。9月の後半はアノマリー的に下げが多いと聞きますが、今年もあたりそうな予感がしますね。
SP500 Weekly MAP
今週は $ADBE $NKE の決算がありました。売上、EPSは良かったのですが、ガイダンスが悪く株価が下げております。
セクターとしては銀行とエネルギーセクターが上がっております。
銀行のビジネスを単純化すると短期で借りて、長期で貸し付けることで金利の利ザヤを稼いでます。今週は10年債利回りがあがったことから利ザヤで稼げる額が増えたことが好感され上昇したと推測します。
エネルギーセクタの上昇要因としては原油価格が上がっていることです。
約1か月分のチャートですが、1か月で12%ほど上昇してます。
ビットコイン
ビットコインは9/24に10%ほど下がっております。中国当局が仮想通貨の売買を禁止にしたためです。元の流出を食い止め、デジタル人民元の導入をしたいからでしょうか。これから中国に振り回される時期が続きそうです。
先週のイベント[9/20~9/24]
- 9/22(水) 中古住宅販売件数588万件(予想588万件)
- 9/23(木) FRB政策金利発表
製造業PMI 60.5(予想60.5)
サービス業PMI 54.4(予想55.0) - 9/24(金) 新築住宅販売件数 74万件(予想70.8万件)
先週はFOMCと各種指数の発表がありました。指数のほうはおおむね予想通りでしたが、新築住宅販売件数は伸びております。金利が上がり始める前に住宅購入をもくろむ方が多いのでしょうか。
FOMCは特に大きなサプライズもありませんでした。後藤さんのツイートを載せておきます。
来週の予定[9/27~10/1]
- 9/28(火) コンファレンスボード消費者信頼感指数(予想114.6)
- 9/29(水) 中古住宅販売成約指数(前月比)(予想1.0%)
- 9/30(木) 実質GDP(前期比年率)(予想6.7%)
- 10/1(金) 日銀短観(大企業製造業・業況判断)(予想13.0)
ISM製造業景気指数(予想59.5)
来週は各種指数の発表です。日銀短観というイベントは初めて見たので時間があるときに調べてみたいと思います。
最後におまけです。
おまけ
今週気になったツイートを取り上げておきたいと思います。ツイートというのはリアルタイムで見れる分、速報性は高いのですが、いい情報でも後から読み返すことがしづらい仕様になっています。
そのため、今週どういったことが起きたかをブログに残しておきます。
SEC ゲンスラー委員長の仮想通貨に対する見解がわかりやすくまとまっている。仮想通貨も有価証券と考えられ、いずれ規制される可能性が高そう。
中国恒大集団の件がまとまっている。もともと不動産会社として名乗りを上げた 恒大集団 は、借金をして不動産を作りまくった。そんな中、不動産バブルを抑制しようと中国当局が不動産への融資額を減らす方針を出した。結果として 恒大集団 は借り入れが厳しくなり拡大ができなくなった。借金の返済が滞り始めデフォルトに陥りそう。
米国政府の口座残高と米国債金利の相関性について。勉強になります。
原油価格よりも天然ガスのほうが値上がりが激しく、経済に影響しそうとのこと。今後が気になります。
こうやってみるとTwitterって有料級の情報がたくさん出てきますね。今後も有益な情報を探していきたいと思います。
コメント